フェレット用品専門店『ferretmart』

2013年08月18日

ドライフードの賞味期限

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残暑お見舞い申し上げます。


異常な猛暑が続いていますね。
これだけ暑いと、熱中症が怖くて我が家のフェレットさんはずっとクーラーの部屋の中ですf^^;
それでも走り回るとハァハァ言っているので、この暑さは本当に怖いですね。通院などで外出しなければならない方は、くれぐれも暑さ対策は万全にしてあげてください。


これだけ暑いと発送する商品も大丈夫かとちょっと心配になってしまいますが、以前、ドライフードについてこんなお話がありました。
ドライフードでお腹を壊してしまうというお話で、獣医さんに診せても治らないのでサプリメントを与えたいとのことでした。フードは何種類もミックスして与えているということでしたので、それならばとサプリメントを試すのとは別にフードを変えてみたらどうでしょう?と伺ってみたところ、買ったばかりのフードを単体で与えてみたらあっさり治ったそうですf^^;

最近のフードは天然の酸化防止剤(保存料)と称してトコフェロール(ビタミンE)などが使われています。BHAなどの化学合成保存料と比べ身体に害がないと言われていますが、その代り保存料としての効果はBHAなどに比べて低いです。

そもそも、ドライフードの消費期限は開封後1ヶ月〜1ヶ月半程度です。賞味期限が何ヶ月も残っていても、封を開けてしまえば酸素に触れてしまいますので1ヶ月ほどで食べきらなければなりません。ちゃんと注意喚起しているメーカーはあまりないのですが、ロイヤルカナンのHPには記載されていました。

ロイヤルカナンのドライフードにはBHAが使われていますので、天然の酸化防止剤が使われているフードはもっと早く腐敗してしまうかもしれないですね。
特にミックスしたフードを与えていると、どのフードが傷んでいるのか特定し難くなってしまいますし、1製品は少量でも何種類も混ぜれば大量になりますのですぐに食べきるのが難しくなってしまいます。

その方は開封後2ヶ月以上経っているフードを与えていたようでしたf^^;
身体に害がある保存料を気にする以前に、酸化したフードやカビの生えたフードを食べ続けてしまったら化学合成保存料よりも遥かに害がありますからね。下痢ですぐにSOSが発見できてラッキーだったのかもしれません。そのようなフードを食べ続ければ、気がついた時には取り返しのつかない病気になっている可能性もあります。特に気温が高く腐りやすい夏場は常に気にしてあげていただければと思います。


ちなみに、ミックスフードに関しては、ならば少量の商品を買って1ヶ月で食べきれるように作ればよいのかといえば、それも個人的には問題があるのではないかと思っています。
今流通している少量の商品は輸入品を国内でリパックしたものがほとんどですが、製造時に窒素充填をしているものを開けてしまい、脱酸素剤を入れてリパックしていますので表記通りの賞味期限はない可能性があります。当店もリパックした商品を仕入れている立場なのであまり大っぴらには言えませんが、脱酸素剤だけでは真空にできるわけではないので、開封した時点で風味が落ちている可能性も考えて、開封後1ヶ月と言わずすぐに食べきっていただいた方が良いのではないかと思いますf^^;

ブレンドフードを与える目的としては、食に対する柔軟性の問題や、栄養の偏りを防ぐというお話を聞きますので、それならばリパックではない商品を1ヶ月以内に消費して、色々な商品をローテーションすれば良いのではないかと個人的には思います。
切り替えの数日はなかなか食べてくれなくて困るかもしれないですけどねf^^;


話が逸れてしまいましたが、暑い時期には普段以上に、ドライフードの取り扱いには注意してあげてください(^^





posted by ferretmart at 18:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | お客様の声より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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